日本語慣用語辭典【いち】
·逸足出す(いちあしいだす)
馬などを急いで走らせる。早足で駆ける。
·一意専心(いちいせんしん)
ひたすらに一つの物事に心を集中すること。
類:●一心不亂。●脇目も振らず。●この道一筋。●一事執心(しゅうしん)。●専心一意。
·一衣帯水(いちいたいすい)
「衣帯」は帯のこと。一筋の帯を引いたような狹い水の流れや海峽。また、そのような水によって隔てられている場所のこと。向こうとそれほど離れていない位置関係のこと。
類:●手の屆くほどの距離.●一牛鳴地。●一牛吼地(こうち)。●目と鼻の先。
·一一文文是真仏(いちいちもんもんぜしんぶつ)
一文字一文字が仏となるということ。
·一意直到(いちいちょくとう)
思ったことを、偽らずに有りの侭(まま)表わすこと。類:●真実一路。●竹を割ったような。反:●巧言令色(こうげんれいしょく)。
·一葦の水(いちいのみず)
一葦は一枚の葦の葉に喩えて、一艘の小舟の意味。幅の狹い水の流れ。類:●一衣帯水。
·一打ち(いちうち)
1.箇條書きの頭に一つ何々と一の字を記すこと。
2.一の字を書いたように見えるところから、眉のこと。
·一栄一落(いちえいいちらく)
草木が、春には花が咲いて秋には葉が落ちることを人の世に準(なぞら)えて、一度栄えたかと思うと、すぐ衰えることを表す。世の栄枯盛衰の激しさを言う言葉.類:●栄枯盛衰(えいこせいすい)。
·一翳眼にあれば空華亂墜す(いちえいなまこにあればくうげらんついす)
目に何か曇りがあると、実態のない花のようなものが亂れ落ちる光景が見えるということから、心に妄念があると心が亂れて正しい認識ができないということ。
·一押し二金三男(いちおしにかねさんおとこ)
女を得るためには押しが第一で、金や男振りは、第二、第三の條件である。
·市が栄える(いちがさかえる)
物語や昔話などの終わりに言う決まり文句で、「めでたし、めでたし」と同意。
·一河の流れを汲む(いちがのながれをくむ)
同じ川の流れを共に汲み合うという意味。そのようなちょっとした人間関係もみな前世からの因縁だということ。類
:●一樹の陰。
·一か八か(いちかばちか)[=六か]
1.運を天に任せて思い切ってやってみる。
2.二つのうちのどちらであるか考える。類:●伸るか反るか。●一か六か。●出たとこ勝負。●乾坤一擲(けんこんいってき)。●一擲乾坤に賭(と)す。●千番に一番の兼ね合い。●Sink or swim. (溺れるか泳ぐか)★(カルタ賭博から出た語)
·一から十まで
何から何まで。全部。
類:●一部始終.
·一議に及ばず(いちぎにおよばず)
少しの議論もしない。異論を述べることもない。また、問題にしない。
·一牛鳴地(いちぎゅうめいち·いちごみょうち)
インドの尺度で、一匹の牛の鳴き聲の聞こえるほどの近い距離ということ。
·一金二男(いちきんになん)
遊郭などで女を得るには、金力が第一で、男振りはその次であるということ。
·一隅の管見(いちぐうのかんけん)
物のほんの一部しか見ない狹い考え方や見解。
·一隅を挙げて三隅を反そうず(いちぐうをあげてさんぐうをかえそうず)
一部分だけを指摘して、その他のことを自覚させる。出典:「論語-述而」「挙一隅不以三隅反、則不復也」
·一隅を照らす(いちぐうをてらす)
各人が自分に與えられた分野で努力する、それが、ひいては天下を照らすこととなる、ということ。
·一工面二働き(いちくめんにはたらき)
大切なことは、第一に工夫、第二に勤勉である。
·一言一行(いちげんいっこう)
一つの言葉と一つの行ない。一つ一つの言動。また、ちょっとした言動。
·一見著(いちげんぎ)
婿と舅(しゅうと)の初対面の時に雙方が著る衣服のこと。転じて、晴れ著。
·一見客(いちげんきゃく)
馴染みでない、初めての客。
類:●初會(しょかい)の客。反:●馴染み客。
·一言居士(いちげんこじ)
何事についても、自分の意見を言わないと、気が済まない人。
·一期一會(いちごいちえ)
1.一生に一度會うこと。また、一生に一度限りの機會。
2.茶道で、茶會では常に誠を盡くすべきだという考え方。「一期に一度の會」(茶會に臨む際には、その機會は一生に一度のものと心得て、主客ともに互いに誠意を盡くすべし)
·一伍一什(いちごいちじゅう)
一から十まで。始めから終わりまで。
類:●一部始終.
·一合取っても武士は武士(いちごうとってもぶしはぬし)
どんなに僅かな祿しか取っていなくとも、武士には武士の誇りと本分があり、町人、農民などとは違うということ。
·一合飯(いちごうめし)
婦女の一度の食事。
·一期栄えた(いちごさかえた)
一生涯栄えたという意味で、昔話などの結末の決まり文句。「めでたし、めでたし」などと同意。
類:●市(いち)が栄える。
·一石日和(いちこくびより)
定まらない天候。
·一期の不覚(いちごのふかく)
生涯における大失敗という意味で、取り返しの付かない大きな失敗。
類:●生涯の不覚。●一生に一度の大失敗。
·一期の浮沈(いちごのふちん)
一生の大事。一生の浮き沈みを左右する大事な時.運命の分かれ目。
類:●生死を賭けた瀬戸際.
·一期末代(いちごまつだい)
一人の命は一生涯だが、未來は永劫、この世はいついつまでも続く。
·一ころ
容易く勝ち、または、負けること。極めて簡単であるということ。例:「いちころでやっつける」
·一言一句(いちごんいっく)
ちょっとした言葉.
類:●一言半句。●片言隻句(へんげんせっく)。★(「いちごん」を強調した語で、多く否定文に用いる)
·一言既に出ずれば駟馬も追い難し(いちごんすでにいずればしばもおいがたし)
一度口から出た言葉は駟馬(四頭立ての馬車)で追っても取り返せないということの喩え。言葉は慎みなさいという戒め。
·一言芳恩(いちごんほうおん)
一言を賜わったことを恩に感じて主(あるじ)と仰ぎ頼むこと。また、その人。
類:●一言千金の重み。
·一言もない(いちごんもない)
一言も言わない。また、一言も弁解できない。
類:●ぐうの音も出ない。
·一言半句(いちごんはんく)
ちょっとしたことば。
·一字一句(いちじいっく)
一つの文字と一つの句。僅かな字句。また、喋る一言一言。例:「一字一句も聞き漏らすまいと」。
類:●一言一句。
·一字千金(いちじせんきん)
(秦の呂不韋が、呂氏春秋を著作した時に、1字でも添削し得た者に千金を與えようといった故事から) ①きわめて価値ある立派な文字や文章。 ②厚い恩恵のたとえ。
·一字の師
一文字の教えを受けた師。また、詩文などを添削し指導してくれた人。
·一事が萬事(いちじがばんじ)
一事を見れば、他のすべての事を推察できる。
·一日の長(いちじつのちょう)
他人より少し年上である。転じて、経験や知識、技能などが他の人より、少し余計に優れている。
·一時分限(いちじぶげん·ぶんげん)
俄(にわ)かに大きな利益を得て、大金持になること。また、その人。
類:●俄か分限。●俄か大盡(だいじん)。●成金(なりきん)。●俄か長者。
·一字褒貶(いちじほうへん)
一字の使い分けで、人を譽めたり、貶(けな)したりすること。類:●春秋の筆法。
·一汁一菜(いちじゅういっさい)
汁(しる)一品、おかず一品だけの食事。転じて、質素な食事。
·一樹の陰一河の流れも多生の縁(いちじゅのかげいちがのながれもたしょうのえん)
知らぬ者同士が、雨を避けて偶々(たまたま)同じ木陰に身を寄せ合ったのも、あるいは、偶々同じ川の水を飲んで育ったのも、前世からの因縁によるものだ。
·一上一下(いちじょういちげ)
1.上がり下がること。また、上げたり下げたりすること。
2.刀を上から打ちおろし、下に打ち払うこと。また、刀で激しく打ち合うこと。
3.その瞬間瞬間の場面に応じて適切に対処すること。あれこれ駆け引きをすること。例:「一上一下虛々実々」
·一陣の雨(いちじんのあめ)
一吹きの風と共にさっと降って通り過ぎる雨のこと。春先の雨とか夏の夕立などをいう。
類:●俄か雨●驟雨(しゅうう)。
·一族郎黨(いちぞくろうどう·いちぞくろうとう)
1.一家一族。 2.子分。
3.家の子と従者。
·一対一
1.一つが他の一つだけに対応すること。例:「一対一で対応する」
2.自分も一人、相手も一人。例:「一対一の話し合い」
·一代身上(いちだいしんじょう)
一代で作った財産、あるいは、一代で財産を築き上げた人。類:●一代分限。
·一諾千金(いちだくせんきん)
男子が一諾することは千金にも換え難い価値がある。類:●武士の一言。
·一段落
1.文章の、纏(まと)まった一部分。一つの段落。
2.一纏まりの時間.一つの期間.例:「一段落置く」
3.物事が一區切りついて片付くこと。物事に切りが付いて、落ち著いた狀態になること。例:「仕事が一段落する」。「一段落を著ける」。
·一稚児二山王(いちちごにさんのう)
最澄(さいちょう)が比叡山に初めて登ったとき、最初に稚児に會い、次いで山王に會ったと伝える故事から転じて、比叡山の僧侶たちが山王権現(さんのうごんげん)よりも稚児を愛し尊んで、男色に耽ったことを嘲っていう。
·一と言って二とない
一人だけ飛び抜けて優れていて、次に続く者がいない。
·一度ある事は二度ある
一度起こったことはまた起こる。または、同じようなことが再び起こる。
·一堂に會する(いちどうにかいする)
大勢が同じ建物に集まる。また、同じ部屋に集まる。
·一度が定(いちどがじょう)
一度した事は取り返しが付かないという意味で、今度という今度は。今度こそは必ず。
·一度の懲りせで二度の死をする(いちどのこりせでにどのしをする)
最初の失敗に懲りないでいると二度目には命を失うことになる。
·一度は思案二度は不思案(いちどはしあんにどはふしあん)
初めは慎重に考えて事に當たるが、二度目には無分別になるものだということ。
·一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん)
一つの災難が過ぎてやれやれと思う間もなく、また次の災難が起きること。次々に災難の襲って來ること。
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