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【JX童話賞】胡蘿卜的尾巴

  導語:外語教育網小編整理了【JX童話賞】胡蘿卜的尾巴,大家快來學習日語吧!更多日語學習資料盡在外語教育網。

  すすき原っぱに、緑色の屋根の小さな家がありました。その家には、元気いっぱいのうさぎのこ、ニックが、お父さんとお母さんとすんでいました。

  在芒草地里,有一戶有著綠色屋頂的小房子,那座小房子里,住著十分朝氣健康的小兔子尼克和他的爸爸媽媽。

  ニックは、自分の畑を持っていました。畑には、たくさんの野菜が植えてあって、毎日、ニックは野菜たちに會うのをとても楽しみにしていました。

  尼克有著自己的田地。在田里種著很多很多的蔬菜,每天尼克都很期待著能和蔬菜們見面。

  きょうもニックは、かごと赤いじょうろを持って、野菜畑に出かけます。そして、「おはよう。きょうも元気?」「あっ、もう少しで真っ赤になるね。」などと野菜たちに話しかけながら水をやり、取ってかごに入れました。

  今天尼克也跟往常一樣帶著籃子和紅色的灑水壺來到蔬菜地里。一邊跟蔬菜說:“早上好,今天有精神嗎?”“啊,再過不久就變成鮮紅色了呢。”一邊幫它們澆水,采摘后放入籃子里。

  最後のにんじんのところに來たとき、ニックは言いました。「やあ。取ってもいいのはどれ?」すると、三本のにんじんの葉っぱが、そよそよとゆれました。そうか。わかったぞ。」ニックはそれを見て、にこっと笑ってから、ていねいにていねいにひきぬきました。「わあ。太くってきれいな色。」ニックはにんじんの土をはらい、かごに入れました。二本目のにんじんもかごに入れると、最後のにんじんです。「ていねいに、ていねいに……。あれ!!」にんじんをひきぬいたニックはびっくりぎょうてん。なぜって、にんじんの下半分がなくなっていたんです。「どうしてだろう……。」にんじんに水をあげると、ニックは家に入りました。朝ごはんを食べているあいだも、ニックはそのにんじんのことが気になってしかたがありませんでした。

  最后來到種著胡蘿卜的地方,尼克猶豫起來,“哎,該采哪一株比較好呢?”然后,就有3根胡蘿卜就輕輕搖了一下身子。“這樣啊。明白了。”尼克看著這個景象,輕輕地笑了一下之后,小心翼翼地把胡蘿卜拔了出來。“哇。壯壯的,顏色很漂亮嘛。”尼克把土撥開來,把胡蘿卜放入籃子里。等到把第二根胡蘿卜放入籃子的時候,就剩下最后一根了。“要小心,要小心哦……這是怎么回事!!”挖出胡蘿卜的尼克大吃一驚。因為胡蘿卜的下半身不見了。“這是為什么呢……”尼克這樣想著,給胡蘿卜澆完水之后,尼克回家了。在吃早飯的時候,尼克腦中不由得一直想著那根胡蘿卜的事情。

  「ニック、どうしたんだ?」

  「いつもの元気はどこへいっちゃったのかしら。」

  お父さんとお母さんが心配してくれているけれど、ニックはぼんやりと、「ううん、なんでもない。」と、言うだけでした。

  “尼克,你怎么了?”

  “以前的精神氣去哪里了。”

  雖然爸爸媽媽表示了對自己的關心,但是尼克還是輕松地只說了句:

  “沒有,沒發生什么事啦。”

  もう一度野菜畑に行ってみたけれど、取れるのは半分のにんじんばかり。

  「ぼくのぬき方が悪いのかなあ。」にんじんのさきっぽを、土をかきだしてさがしました。するととつぜん、ゴツン!! となにかにぶつかりました。

  “難道是我拔的方法太不好的緣故嗎?”尼克翻著土尋找著胡蘿卜的根部。突然之間,嘣的一聲好像跟什么物體撞到了似的。

  「あいたたた……。なんだなんだ。」それは、木のドアでした。下のほうが土でうずもれていたので、かきだしました。そして、「トントン。」ドアをたたきました。「だれかいないのかなあ。」もう一回たたいてみました。「だれもいないよ、きっと。」ニックがあきらめたとき、「はあい。」中でかわいい聲がしました。

  “好痛……。到底是什么。”尼克一看原來那是一扇木門。下面的部分被泥土埋住了,尼克翻開了土,咚咚地敲了一下門。問道:“請問有人在嗎?”沒人回應,于是尼克再一次敲了一下門。“肯定里面沒人吧。”正當尼克決定放棄的時候。聽到里面傳來一句很可愛的應承的聲音。

  ニックはドキッとしました。とびらがあき、中からかわいいもぐらの女の子が顔を出しました。

  「どなた?」

  「ぼ、ぼくうさぎのニック。」

  「わたしはもぐらのもぐちゃんよ。」

  「あの、ぼ、ぼくの、に、に、にんじん知りま……。」

  「そこに立ってないで、入って入って。」

  尼克突然心跳加速。門開門,里面出來一個很可愛的雌鼴鼠。

  “是哪位呢?”

  “我,我是兔子尼克。”

  “我是鼴鼠小晏”

  “請問,你知道,我,我的,胡,胡,胡蘿卜哪里去了嗎……。”

  “別站在那里了,快進來快進來。”

  もぐらの家の天井を見上げたとき、ニックはびっくりしました。なぜって、にんじんのさきっぽが天井からたくさんつきでていたんです。

  「これ、ぼくのにんじんだ 」ニックは言いました。

  「ニックちゃんのにんじんだったの。ごめんなさい。にんじんがあんまりおいしそうだったから、病気のお母さんに食べさせていたのよ。」

  「そうだったの。それなら、ぼくのにんじん取っていいよ。お母さん早く治るといいね。」

  「ありがとう。うれしいなあ。あっ、そうだ。いま、にんじんのパイができるところだから食べてって。」それは、とってもおいしいパイでした。

  「おいしーい。もぐちゃんって、お料理上手だね。」

  「ありがとうニックちゃん。これからもときどき遊びに來てね。」

  それからも、にんじんは、ときどき、下半分がないときもあったけれど、ニックは、なんとなくうれしい気持ちになりました。お母さんが元気になると、もぐちゃんは、ニックのにんじんでおやつを作って、ニックを待っていてくれたんですよ。

  尼克看了看鼴鼠家的天花板,感到非常吃驚。因為上面垂下來很多胡蘿卜的尖兒。

  “原來是尼克家的胡蘿卜啊。非常對不起。因為這胡蘿卜太好吃,我讓我患病的母親吃了點。”

  “原來是這樣啊。既然如此,你以后拿我的胡蘿卜也沒關系。希望你媽媽能早點康復。”

  “謝謝。真高興啊。啊,對了。正巧胡蘿卜餡餅快要做好了你吃完再走吧。”兔子說道,那個是非常好吃的餡餅。

  “好好吃。小蘑菇真會廚藝啊。”“謝謝你尼克。以后也請經常來玩哦。”

  從那以后,然后胡蘿卜的下半部分有時會突然不見,但是,尼克總覺得很開心。因為小蘑菇在媽媽康復了以后,經常會用尼克的胡蘿卜做成點心,等待尼克的到來呢。

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