14、人口の現(xiàn)狀

　　中國は世界で一番人口の多い國である。中國國家統(tǒng)計局が発表した『中國2012年國民経済と社會発展統(tǒng)計公報』によると、2012年末までに大陸部の人口は13億5404萬人となり、2011年に比べて669萬人増えた。2012年に1635萬人が生まれ、出生率は12.1‰、死亡人口は966萬人、死亡率は7.15‰、自然増加率は4.95‰である。出生人口の男女比は117.7である。15歳未満の人口は2億2287萬人で総人口の16.5%を占め、前年末に比べて0.01%増え、15歳以上60歳未満の動労年齢人口は9億3727萬人、前年比345萬人の減少で総人口の69.2%だったが、前年末より0.6%上がった。60歳以上の人口は1億9390萬人、総人口の14.3%を占め、前年末に比べて0.59%上がった。

　　中國大陸部の人口が世界人口に占める割合は引き続き下がり、2002年の20.3%から2012年は20%以下に下がった。これは世界人口の健全な発展に積極的に寄與している。東部?中部?西部を地域別に見れば、依然として「東が多く西が少ない」という人口構(gòu)造が継続しており、西部地域の人口増加は中部地域よりやや速い。

　　人口の平均壽命は、健康水準を総合的に反映する基本指標である。中國の社會と経済の急速な発展に伴って、國民の生活レベルも絶えず向上し、醫(yī)療衛(wèi)生保障體制が徐々に整備されて、中國の平均壽命は引き続き延びている。第6回全國人口調(diào)査の結(jié)果によれば、2010年の中國の平均壽命は74.83歳となり、10年前より3.43歳上がった。2010年の世界の平均壽命は69.6歳で、そのうち高所得の國?地域は79.8歳、中レベルの所得の國?地域は69.1歳である。中國の平均壽命は、中レベルの所得の國?地域のレベルを遙かに超えており、世界の平均水準も超えている。しかし、高所得の國?地域より5歳近く低い。現(xiàn)在、中國は関連の戦略と計畫を推進しており、2020年までに中國人の平均壽命は77歳になる見込みだ。